すわほうじん154号
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3承、発展を遂げた経緯を分かり易く説明頂いた。・常磐DNA?①―山一家(常磐の精神的な支柱)②手作り(フラガールなど独自の商品誕生)③土着(地域社会との一体化)④大衆(時代背景と構想目的の一致) ⑤適時適切(課題・問題点は、即対処すべし。遅れると大事故に繋がる。)・「常磐ハワイアンセンター」から「スパリゾートハワイアンズ」へと進化してきた矢先、2011・3月11日に千年に一度の大震災が発生。従業員も被災したが、震災直後から自主的に業務を継続し、地元延べ31,000人の被災者を受入し、地域のため、社会のために貢献した。原発風評被害も収まり始めた矢先に、新型コロナの感染蔓延となり、何重苦との闘いが依然続いている。・時代や状況が異なっても「危機」を乗り切るための理念、哲学、教訓、その根底に流れる原理原則にこそ、時代を超えて通じる力があると信じ、苦難と向き合い頑張っていきたいと述べられた。炭鉱から観光という発想もすべて「危機意識」のもと生まれたものであり、震災、コロナ禍も克服し、本来の元気が戻ることを期待し、自身も励みとしたいと思いました。2日目:■葉遠隔技術開発センターへ現場視察すわほうじん 第154号 (第三種郵便物認可) 令和4年11月1日発行諏訪支部 視察研修  10月16日〜17日場所:復興の地 福島県 「スパリゾート ハワイアンズ」演題:「スパリゾートハワイアンズの挑戦         〜鉱から観光へ、復興の歩み〜」講師:常磐興産㈱ 元顧問 坂本 征夫 氏<所 感>・約100年に及ぶ炭鉱経営から「常磐DNA」により、文化の継「女性がテレビで働くこと」全国大会記念講演会 語録 講師 安藤 優子氏・3歳児、自宅の鉄道沿線で、裸に近い状態で路線侵入、電車を止めたことで、両親は「将来ただ者ではない」と察した。と笑いを取った後、ご自身のキャスター・ジャーナリストへの軌跡を述べられました。・上智大学在学中、商業施設のエレベーターガールでアルバイトをしていたところをテレビ会社のプロデューサーにリポーターとしてスカウトされる。・男性社会の中、女性はアナウンサーの隣で「うなずく」程度の存在であった。「何かやらしてほしい」と訴えると、「にっこり笑え」と言われた。・以降、報道・ニュース番組のリポーター、キャスターを務める。(大学は休学、のち復学)・女性のリポーターが珍しい時代に、政界の要人に対して面談に挑戦し、実績を積み上げる。特に政界の重鎮へのリポート談は興味を引きました。・中曽根内閣改造当日、カメラ嫌いの金丸幹事長宅を訪問。奥さんが「ずいぶん若い女性ファン来ているわよ」と促され、裏口からキャメルの下着姿で出てこられ、「無礼者、名を名乗れ」と言われた。トレーナーにミニスカート姿の私に対して、「いいからお帰り」と優しく言ってくれた。帰り際には、「政事をするのに心が躍る」と言われ、内閣改造のスクープになった。女性とか若いからということは関係なく、「きっかけ」で課題を乗り越えれば次があることを学んだ。バレンタインの日に幹事長室で無地の白いハンカチを渡すと、子供の様に、はしゃいで喜んでもらい、内1枚で鼻をかまれたことも思い出と語った。  他、世界各国危険な内戦地へ出向き、命がけのリポートをする中、いろいろな人々から、感銘する言葉をいただき、驕りを持たず、「原点回帰、相手の言葉を真剣に聞き、何が伝えられるか考えてみよう」と常に心掛けていると述べられました。

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