すわほうじん147号
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会員見聞録大石壮太郎社長増澤広報委員と大石社長企業紹介麺製造装置社長と増澤広報委員旅館の看板広報委員 本日は、コロナ禍の中お時間をお取りいただきありがとうございます。又日頃テンホウさんには自分、子、孫三世代にわたり大変お世話になっております。     ところで創業当時の生い立ちなどお聞かせ願います。大石社長 前身は温泉旅館「天宝 鶴の湯」でした。当時は盛っていましたが上諏訪温泉の大型旅館に太刀打ちできないとおもい業態変更したと聞いています。広報委員 なぜ中華料理店だったのですか大石社長 祖母の「百代おばあちゃん」は先見性がある方でした。幼少期に各地を転々として苦労したこともあり「食」について閃くものがあったようです。単身東京歌舞伎町の有名中華料理店へ押しかけ無償で働き、餃子のレシピを伝授してもらったそうです。広報委員 秘伝の味ということですね。大石社長 そうです。創業から半世紀以上経ち、秘伝のレシピやノウハウは今も守られており餃子に使われている香辛料の詳しい配合内容は2人以外、実は社長の私も知らないです。また、この香辛料は「風邪やウィルスの繁殖抑制」「新陳代謝の活性化」等様々な効果があるとも言われています。広報委員 ところで「テンホウ」の前に「みんなの」とついていますが?大石社長 テンホウの経営理念『豊かさの実現』に由来します。「テンホウはかかわる全ての人が、この仕事や人を通じて、人生を最高に豊かで幸せなものにする」これがテンホウの目指す共通目的です。会社って、社員スタッフだけでなくお客様にも育てていただいているように思うんです。だから「みんなで創る」という願いを込めました。広報委員 「テンホウ」という名称の由来を教えていただけますか。大石社長 昭和48年、創業者から初代社長(大石孝三郎)が事業を引き継ぎ「(株)テンホウ・フーズと改名しました。名前の由来は、「天宝 鶴の湯」の「天宝」をカタカナ読むところから来ました。「地域になくてはならない店になる」という想いが込められています。広報委員 テンホウさんはラーメン、タンメンや大人気商品のタンタンメン、バンバンチーメンなど商品が大変豊富ですし、また県内全域に店舗がありますが。 創業者は温泉旅館(天宝鶴の湯)のおかみ「百代おばあちゃん」。信州上諏訪にこの地初めてとなる餃子のお店を開業。主なメニューは餃子とチャーメン(炒めた麺)・タンメン・ビーフンを使った料理でした。今では地元にはなくてはならない「究極の当たり前」を目指すソウルフードのチェーン店 (株)テンホウ・フーズ様にお邪魔しました。「天宝」「テンホウ」いや「みんなのテンホウ」です!創業はなんと昭和31年6すわほうじん 第147号 (第三種郵便物認可) 令和3年2月1日発行

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